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ダンジョンズ&ドラゴンズ (Dungeons and Dragons) とはゲイリー・ガイギャックスが開発したアメリカ発のファンタジーのテーブルトークRPGであり、世界初のロールプレイングゲームD&DDnD とも略される。他のあらゆるロールプレイングゲームの原点である。日本語版は現在ホビージャパンが翻訳をしている。

主にテーブルトークRPGとして必要な紙とペンとサイコロ (とくに20面体のダイス (d20)) の他に、プレイヤー向けのルールが記載されている『プレイヤーズハンドブック』と必要に応じて専用のミニチュアやダンジョンタイルを使用してプレイする。

2014年現在、テーブルトークRPG日本語版では『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版』が最新版として発売されている。

他にも2000年から映画『ダンジョン&ドラゴン』(原題:Dungeons & Dragons) などが上映されている。

シリーズ 編集

歴史 編集

 ロールプレイング・ゲームもコンピュータ・ゲームもトレーディング・カードゲームもまだ存在しなかった時代に、メタル・ミニチュア(金属製の小さな人形)を使って歴史上の有名な戦いを再現するウォーゲームというホビー・ゲームの原点となるジャンルがあった。

1971年、ゲイリー・ガイギャックスは中世ヨーロッパを舞台とし、おまけとしてファンタジーのクリーチャーと魔法をルールに盛り込んだウォーゲーム『Chainmail』を製作した。

1972年、デイヴ・アーネソンはガイギャックスに、各プレイヤーが大人数の軍隊を操るのでなく、1人のキャラクターを、1人の英雄をプレイするという新しいアプローチを提案した。互いに闘うのではなく、英雄たちが協力して悪者を倒して報酬をえるというアプローチである。こうしてルールとミニチュアと創造力を組み合わせた全く新しいエンターテイメントが誕生し、1974年ガイギャックスとアーニソンはTSR社を設立して世界初のロールプレイングゲームのルールセット『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を出版した。


 1977年、ルールを書き直した『ダンジョンズ&ドラゴンズ・ベーシック・セット』の登場によりD&Dが大ブームになる。その1年後、『アドヴァンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ(AD&D)』第1版がハイクオリティなハードカバー書籍として出版。

 1980年代には、D&Dは大成功を収め、小説、TVアニメ、コンピュータ・ゲームと最初期のキャンペーン世界設定(フォーゴトン・レルムとドラゴンランス)がリリースされ、1989年には長らく待ち望まれてきたAD&Dの第2版が全世界に普及した。1990年代に入っても勢いは衰えず、新たなキャンペーン世界(Ravenloft、Dark Sun、Planescapeなど)がリリースされたが、90年代末になると、D&Dの勢いは一旦衰えていった。

1997年、ウィザーズ・オヴ・ザ・コースト社がTSR社を買収し、開発部門をシアトルに移転し、この元祖ロールプレイング・ゲームの第3版の製作を開始した。

 2000年、D&Dの第3版が発売され、D&Dの人気はさらに高まり、30周年記念イベントが催され、驚くほど多数のルールブックやサプリメントやアドベンチャーが出版された。さらにD&Dの発展は、ポップ・カルチャーにも大きな影響を与え、何世代にも渡ってゲーマー、作家、コンピュータ・ゲーム・デザイナー、映画製作者の感性を刺激し、その想像力を広げ創造力を高めることに貢献た。

 そして2008年には『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版が発売された。[1]

参考文献 編集

  1. D&Dとは? - ホビージャパンのD&D日本語版公式サイト

外部リンク 編集